好きなキャラの自作モデルを動かしたいと思い、MixamoとAeroをはじめて使ってみたので、詰んだところや修正、工夫した部分などのメモです。
キャラクターモデルとアニメーション
作成したキャラクターモデル(ぺぽよさん @pepoyoPPY @POYOROID)
ぽよろいど(躁)
— えぬ (@zDC3eGdZvyaPbNI) 2023年3月25日
今日は小さめ*ˊᵕˋ*#PPYFanart #ペポン通信 pic.twitter.com/NzCko3ddCL
MixamoとAeroはアドビのアカウントがあればすぐに使えます。使い方は3Dにゃんさんの動画を参考にしました。
モデルとUV展開はこんな感じです。顔のトポロジーがちょっと雑です。テクスチャはBlenderのテクスチャペイントで塗りつぶした後で、クリスタを使って細かい模様を描きました。
テクスチャ
こんな感じで塗りつぶしをした後に作りたいキャラを見ながら色を塗っていきました。
周りが黒の方が分かりやすかったので最初は黒にしていたのですが、FBXに書き出したりMixamoに取り込んだりしていると、中心やシームを入れた部分が黒くなってしまっていました。
Blenderから書き出して他で表示させるとテクスチャが少しずれてしまうような感じでした。テクスチャの周りの色が目立たないように黒から肌の色(薄ピンク)にしました。
修正したのでだいぶわかりづらくなっていますが、アニメーションさせるとまだ脇や足のUVを分けた部分に線が入ってしまいます。
はみ出して描いておくと少しズレても大丈夫です。
目の影
顔に影が入っていますが、目の中には影が入らないようにしています。
Emissionのテクスチャとマテリアルを作って、顔部分のマテリアルを分けることで目だけに適用できます。
上部分をグレーにすることで、アニメ的な表現にできます。
ちなみに、Maximoだと鼻の部分がシワっぽく影が入ってしまうのですが、Aeroだとあまり気にならないのでそのままにしています。
Maximoにアップロードするファイル
3Dにゃんさんの動画だと、FBXをそのままアップロードするやり方ですが、このモデルにはテクスチャを2枚作ったので、FBXとテクスチャ2枚をまとめたファイルを作って、圧縮してZIP形式にしておきます。
Maximoのアップロード画面です。真ん中にFBX|OBJ|ZIPの表示があります。ZIPファイルのままここにドラッグ&ドロップでMaximoにアップロードできます。
FBXに書き出したときにモデルが入ってなかったり、Maximoにうまくアップロードできなかったりしました。これは下の設定にして書き出したいモデルを選択しておけば大丈夫かなと思います。
ミラーやサブディビジョンサーフェスを使いましたが、Geometory>Apply Modifiersでデフォルトでチェックが入っているので、エクスポート時に自動で適用してくれます。
面の裏表
こんな感じで面を貼ってると、いつの間にか面が裏返っている時があります。
裏返っている面はMaximoやAeroで表示されなかったりするので、Face Orientationにチェックをいれて赤い部分をShift+Nで面を表にします。
Maximoで動かしてみる
完成モデルの写真ですが、脇の部分が凹凸になっていると思います。これは、自動リギングした時に腕判定がひっぱられて動いているものだと思います。
最初は頭が首判定されたりしてなかなかえぐい絵面になったりもしました。最初は二頭身くらいの予定でしたが、うまくリギングしてもらえず2.5頭身くらいにしました。
しっぽも付けようとしましたが、しっぽとして認識せず、足~腕あたりまでの判定にされてしまって、ぐしゃぐしゃになってしまうので無しにしました。
ケモナーとしては、耳やしっぽも認識して自動リギングしてくれるとすごく嬉しいですね。脇がひっぱられないために肘の印を上側にしたり工夫しました。
ウエストももう少し横幅があったのですが、判定されないように細くしました。
Aeroの方に関してはまた後で更新したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました🦝
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