この記事では、影と光の演出を3ⅮCGでシュミレーションしたものを画像でまとめていきます。光源と物体、陰影の関係の参考になるかと思います。イラストや映像など、着想を得るきっかけになれば幸いです。 是非ご活用ください。
光源の位置や、影のかかり具合、光の色などを考えながらイラスト、アニメーション等の演出を考えることで全く違った印象を与えることもできます。
Blenderでの照明演出、ライティングに関しても少しずつ触れながら紹介していきます。
※よわよわPCでEeveeレンダリングなので画質粗いです…。
最初に
まず、シュミレーションするにあたって、今回は人型のモデルと建築モデルを使うので、最初に少し軽く紹介します。
(興味のない方は飛ばしてもらって…)
怖すぎわろた。このモデルはホラー系のアニメーションを作ろうと思ったんですが、ストーリーがいまいちだったので制作中断したものです。
しっかり動けるように設定もしており、もったいないのでこちらで活用します。
ちょっと怖いですが慣れればかわいく見えてくるものです。たぶん。
こんな感じでポーズを取ってもらうことができます。それにしても不気味。
建築物にはBlenderの簡単に壁や窓などを配置できるアドオン(Archimesh)を使いました。背景はHDRIです。
また、Blenderのライトには種類があり、記事内では主にスポットライトとポイントライトを使用しています。窓から差し込む光はHDRIの自然光ではなくスポットライトで作ります。
スポットライトって人口的な照明なんじゃ…と思うかもしれないですが、窓から差し込む太陽光を作るならスポットライトが最適です。[Sun]などのライトではこのような演出を作ることはできません。
光の角度を変えて時間軸を表すアニメーションを作ることもできます。
室内照明のポイントライトはこんな感じ。
光のパターン
今回は建物内での光の当たり方を紹介します。窓から差し込む光や室内照明の光など、光と影によって印象を大きく変えることができます。
光の色を変えることで時間軸のイメージを与えることもできますね。
下の画像では差し込む光の色をオレンジにすることで夕方のような印象になりました。
同じ時間軸でも、部屋の照明の有無で印象を変えることもできます。
部屋の照明がない場合↓
照明(強め)がある場合↓
照明(弱め)がある場合↓
1つのシチュエーションに複数の照明がある場合、影の当たり具合が複雑になってくることもあります。
下の画像のように、スポットライト2個、ポイントライト3個の計5個のライトを設置。どんなもんじゃい。
左側にスポットライトがあるので右半分の影が強く出ていますね。よく見ると下の影は3個に分かれています。
中心の影が濃くなっています。なるほど。
意外と逆光っぽくなってくれますね。
小さい窓と大きい窓から光を入れてみる
暗いので部屋の照明を追加します。
外の照明<室内照明だとこんな感じ。後ろの影があることで、前からも光が当たっていることがわかるので、一枚の画像に奥行きを持たせる効果があります。
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照明とポージングの演出:窓際
窓際編では参考になりそうな資料が少なかったので最後にレンダリングした画像を貼って終わろうと思います。
↓暗い印象になるかと思いきや、割と幻想的。
あんまりかわいいポーズにできない(笑)
ウィンドウフレームの影が体に被ってる感じ。
今回はこれで終わりです。これからも参考になりそうな資料をどんどん作成していくのでよければよろしくお願いします。
では、最後まで閲覧いただきありがとうございます。
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