マネキンヘッド&髪の毛(ウィッグ)の3Ⅾモデルを作成したので、作り方を紹介したいと思います。
↓↓カーブで髪の毛を作成した過去記事もあったので2024verになります。
髪の毛を作る方法
こちらの3Dモデルでは、前髪と触覚部分はメッシュ(平面)からモデリングしており、ツインテール部分がカーブから生成したメッシュになっています。
耳~後ろ髪部分のあまり見ない所は少し雑です…。
モデリングしやすいように細かく分けています。
前髪の束は葉っぱのような形状から作成します。
ツインテール部分はカーブになっているので、あまり時間をかけずに簡単に作成できました。今回の記事でもツインテールを作ろうと思います。
頭(顔)の作り方
少しだけマネキンヘッドも紹介します。顔の作り方は何通りかありますが、今回はキューブから作成しました。キューブなので少し作りづらさもありますが、平面から作る時と違って面を貼る必要がないので、慣れれば時短になると思います。
キューブに辺を追加し、ミラーと細分割モディファイアも追加して細かく編集していきます。
マネキンなので二次元的ではなくリアルな感じにしてみました。
カーブで髪の毛を作る
今回はツインテールを作ります。動く部分はカーブ、動かない部分は平面メッシュから作成します。
まずは生え際に3Dカーソルを設定し、生え際を中心にして編集できるようにします。
3Dカーソルの移動
下の画像で選択している位置に3Dカーソルを移動します。
[Shift+S]でスナップのメニューを表示します。カーソル→選択物[Cursor to selected]をクリックします。
これで選択した頂点にカーソルを移動させることができます。
ちなみに、下の画像のように2つの頂点を選択すると頂点の真ん中に3Dカーソルを移動することもできます。
カーブの追加
次に、カーブを追加して髪の毛を作っていきます。
カーソルの位置にオブジェクトが追加されるので、画像のようになります。
上から見て[Rキー]で90度回転します。
このカーブはちょうど4mあるので、編集モードで2m移動すると3Dカーソルと端の頂点を合わせることができます。
丁度いい長さに縮小します。この時、ピボットポイントを3Dカーソルにしておきます。
頭の形に合わせて編集したら、先にカーブからメッシュを生成します。
右のメニューから、[Geometry>Bevel]のオブジェクトを使います。
メッシュの生成用にもう一つのカーブを追加します。今回は[Nurbs Circle]にしてみました。
もう一つのカーブを追加、縮小できたら、オブジェクト欄に[Nurbs Circle]を選択します。
大きさも同じに反映されます。
カーブの頂点の大きさを変更します。半径(Radius)を選択し、頂点を選択して縮小します。
もう一つのカーブの方の形を変更して毛束っぽくします。裏面のメッシュを削除してポリゴンを節約したい場合はサークルじゃない方のカーブを使うといいと思います。
前髪のカーブオブジェクトを複製して、[R+Z]で回転します。
反対側も同じにしたいのでミラーモディファイアを追加します。
これを繰り返して前髪から触覚(姫毛)まで作っていきます。
前髪~触覚(姫毛)
必要であれば[Subdivide]で頂点を増やしたりします。
だいぶ前髪らしくなりました。
細い毛束の形状を変えてみます。
新しくカーブを追加して、画像のような形にしてみました。
新しいカーブオブジェクトを選択します。
細かい毛束もできました。
後ろ髪
後ろの方は目立たないので大体でいいかと思いますが、細かく作りたい場合はアレンジしてみるといいと思います。
前髪を細かくしすぎて違和感がありますが、ツインテールを付けると多少は目立たなくなるかと思います。
(一応耳もありました。)
ツインテール
カーブをツインテールを生やしたい部分に刺します。ミラーモディファイアを追加したいので原点は真ん中の位置に設定しておきます。
3Dカーソルは前髪の時と同様に生え際の部分に移動します。ミラーモディファイアも追加しておきます。
好きな形にしてメッシュを生成します。やることは上記と同じなので省略します。
短めの巻き髪にして、細かい毛も増やしてみました。
完成
今回はこれで完成です。巻き髪ももっと凝ったものにするとインパクトのある髪型になると思います。
最後まで閲覧いただきありがとうございました👋
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