動画に使う予定のキャラクターをモデリングします。Skibidi toiletのTV manのミニキャラバージョンを作ります。
使用するソフト、アプリなど
今回はVRMモデルを出力して、スマホでAR動画を作ります。スマホのARアプリはAVATAVIです。
BlenderでもVRMモデルの出力は可能ですが、表情をつけたい場合はUnityが必要です。
VRMを利用するには、Blenderにはアドオン、UnityにはUniVRMが必要になります。
また、テクスチャペイントにはクリスタを使用しています。ペンタブもあった方が便利かと思います。
頭
頭を先に作ります。ブラウン管風のモニターです。
縦35センチ、横42センチ、厚さ13センチくらいです。
辺の長さを表示するチェックを入れておきます。
長さを見ながら編集できます。
真ん中にループカットを入れ、半分にしてミラーモディファイアを追加します。
後はイラストのデザイン通りに作っていきます。作りやすいようにオブジェクトを3つに分けます。
オブジェクトを複製して編集します。
面同士をぴったりくっつけたい場合はスナップの「面」を使います。
これで面同士をぴったりくっつけることができます。
後は細分割モディファイアや辺を追加して好きな形にしていきます。スムーズシェードもかけます。
ボタンも作ってみました。
画像を調べながら作ったのですが難しかったです。実際に見ることができればもっとリアルに作れるかもしれません…。
とりあえずこれで頭は完成です。ローポリでもかわいいと思いますが、とりあえずリアルにつくってみました。
また直したいところがあったら手直しします。
アニメーション用のモデルは軽い方がいいので、後ほどローポリバージョンも作ってみたいと思います。
胴体
体を作ります。今回は特殊で、体を作らずにいきなり服から作ります。モデルにもよりますが中身の素体を削減した方が貫通も防げて動かしやすいかと思います。
身長はとりあえず160センチほどで作っていきます。
胴体をキューブから作ります。
頭を少し前に出して、首の位置がちょうどZ軸あたりになるようにします。
ミラーモディファイアを追加して胴体の形を作ります。
背中を少し反らして、胸とお腹あたりを少し出すようなイメージです。
肩幅を狭くして、Aの形になるようにします。
腕は八角形で作ります。
Loop Toolsできれいな丸の形にできます。
腕を伸ばします。
首は下の画像で選択している面から伸ばして作ります。
細分割モディファイアを追加し、スムーズシェードをかけます。
服の袖は複製してメッシュを重ねるようにしておきます。
肩などの関節は画像のような感じでいいと思います。
↓肩の裏面
↓表面
上から見て、肘を少し曲げておきます。
首のメッシュを複製して簡単に襟も作っておきます。
服の細部は全体を見ながら作りたいのでとりあえず胴体はこれで完成です。
手
次に手を作ります。手もキューブから作ります。
キューブを追加し、手の位置に移動します。
ループカットを3本追加します。
横にも一本追加します。
指の間用にベベルをします。
親指部分は45度くらい傾けておきます。
これで、Eキーで指を伸ばします。
後は辺を増やして好きな形に整えていきます。
これで完成です。手首はもう少し長い方がいいかもしれません。
↓手のひら側
ミラーモディファイアも追加して両手完成です。
足&靴
↓選択している部分を複製して腰~足の部分にします。
複製したメッシュを分離します。
画像のように形を整えながら伸ばしていきます。
股部分の真ん中に面を追加し、形と辺、頂点の数を調節します。
頂点6個だと少ないかと思いましたが、意外といい感じだったのでこのまま作ります。
Loop Toolsで丸い形にします。
このまま足を押し出しして伸ばすとこんな感じです。
肘と同じように関節部分は少し曲げておくとわかりやすいです。
スーツのパンツの折り目に見えるように真ん中の辺をベベルします。
胴体に隠れている腰は長めです。アニメーションする時にまた調節します。
こんな感じです。足の長さも全体もバランスを見てから調節します。
靴もキューブから作ります。細かいデザインはまだ決めていないので、とりあえず適当に作ります。
足首も簡単ですが作っておきます。
これで下半身も完成です。
服
イラストの通りに作ります。まずはシャツの隙間部分を調節します。
このシャツの上にベストを着せるので、腰周りにぴったりくっつけるようにします。
内側を閉じるようにメッシュを押し出します。
シャツはこれで完成なので、次にネクタイを作ります。
ネクタイ
ネクタイもキューブから作ります。
簡単な形なので、ネクタイの大剣は一枚のメッシュで大丈夫だと思います。
一番手前の面を複製して大剣部分にします。
後は押し出しをしたりして形を作ります。厚みをつけるともっとリアルな感じになると思います。
襟の中にネクタイが入るようにします。
ベスト
↓選択している部分のメッシュを複製、分離して使います。
[Alt+S]で拡大します。
ミラーモディファイアのクリッピングを外して開いた部分を作ります。
左右非対称のデザインになるので、前を少し開き、ミラーを適用します。
画像だと少しわかりづらいですが、ボタンをかける部分をEキーで伸ばします。
ベストのボタン
サークルのオブジェクトを追加します。
頂点数は12個です。角度と大きさ、位置も調節していきます。
ボタンを付けたい位置の手前に移動させたら、形も作っていきます
Grid Fillで面を貼ります。真ん中の面を少し前に出すと丸くなります。
丸部分を覆うように枠を作ります。Eキーで後ろ部分のメッシュを押し出しします。
辺を追加し、前側をEキーで押し出しします。
こんな感じになります。
靴
長くなってしまったので靴は細かい説明は省きます。靴に関しては過去記事でも詳しく解説しているので、そちらを見ていただければと思います。
完成
また気になる部分があれば修正していきます。
次はUV展開・テクスチャペイントまでやる予定です!
長くなりましたが最後まで閲覧いただきありがとうございました。
↓↓【続き】
【X】
【YouTube Channel】